1香港ドル=1.03マカオパカタ、1パカタ=100アボス
マカオの物価、マカオって昔の消費税と反対です。香港のお金は香港ドル。これはUSDにペグしてます。日本のニュースで円高ドル安と聞けば旅行者の両替にとっては有利。逆に円安ドル高と聞けば不利になる。そして、本題のマカオですが、マカオの法定通貨は「パタカ」です。このパタカは、香港ドルに対してペグしてます。1香港ドル=1.03パカタ。常に3%お得です。なので、マカオでは香港ドルが普通に流通してますが、ガイドブックに載ってるような「香港ドルで支払いをして、香港ドルでお釣りをもらう。」は、一言要りますし、言っても香港ドルが不足してれば、問答無用で、マカオパカタでお釣りがきます。非常に感心したのは、香港ドルだけでなく、中国経済の影響力が増すにつれて、人民元も流通してます。お店の看板には、「人民幣:港幣:葡幣=1:1:1」とか「人民幣:港幣:葡幣=1.2:1.03:1」など表記もあります。商品の価格は全て、マカオパカタ表示ですが、レジにでお金を払うと払ったお金の種類と金額を入れて、お釣りも今あるレジの外貨の中から支払われるようになってます。ちょっとしたハイテクを感じます。
個人商店でマカオの地元の人を客層に商売してる店舗などは、マカオパカタで支払い安い金額に設定されています。たとえば、ペットボトルのお水が香港で10香港ドルならば、マカオでは10パカタ。10香港ドルは10.3パカタなので30アボスお得になります。ただし、チェーン店などは、このメリットが活かせないケースも多いです。香港で香港ドルで買うのとマカオでマカオパカタで買うのが同じになるように設定されています。
上の画像は、マカオから香港に行くフェリーのチケット
次は、香港からマカオに行くフェリーのチケット
マカオ→香港は、PTC166(マカオパカタ)
香港→マカオは、HK$162
きっちり、3%を上乗せで価格が設定されてます。
香港が買い物天国のようなイメージありますが、マカオの方が物価は安く買えるように思います。そして、今は世界一のカジノ都市になったマカオには、考えられない高価な商品が店頭に並んでいます。高級な腕時計や貴金属、宝飾、普通に路面店のウインドウに展示され、これを見て回るだけでも楽しいです。やはり、カジノの軍資金の為か質屋さんも多く、質屋さんの店頭に並ぶ商品を見るのも楽しいです。それが面白い事に、日本で新品を買うより高い値段で売られています。日本の質屋やリサイクルショップが進出すると軒並み潰れるのではないかと思うほど値段の付け方が荒いです。
マカオで特にお得と感じたのは、アウトレットショップです。日本のアウトレットショップの半額で買えました。マカオでもブランドによってセールが違うので、それ一点にかけて買いに行くのは危険ですが、何店かブランドを回れば、特別安いショップに当たると思います。筆者はナイキとクイックシルバーのお店でセールにあたりました。また、日本未上陸のブランドも有って、とても楽しめました。
スポーツ用品のお店が集まるところ。
ファッションアイテムの集まるエリア
リスボアホテルからセナド広場、質屋博物館があるまでの新馬路が高級ブティックや貴金属店が立ち並ぶ通り。京都の四条河原町みたいな雰囲気です。
グランドマーク・マカオからリスボアホテルの間が、質屋さんや両替商が立ち並ぶ通りです。
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