マカオ入国から帰りのフェリーを予約

※2021年06月時点でコロナ禍の影響と2018年に開通した港珠澳大橋が開通した為に、香港とマカオ間の船での移動は廃止されています。

香港国際空港からフェリーに乗って、マカオに入国です。マカオではパスポートチェックのみです。入国カードも要らないですし、入国のスタンプもありません。パスポートにスタンプが増えると少し嬉しくなる筆者にとっては、少し残念です。混雑も少なくスムーズに通過できます。この勢いで出てしまうと手荷物を受け取るのを忘れてしまいます。フェリーの降り場から入境審査を出ると右側に「E side」で手荷物を忘れずに受け取りましょう。床に英語で「Baggage claim」とありますが、見逃してしまいます。日本語文化圏の人間には文字が小さいです。英語と並列で中国語でも書かれていますが、そちらの方が目に止まります。「行李認領所」が手荷物の受取場所です。

荷物も無事に受取、直ぐにマカオを満喫したいところですが、いけません。例のブログのダフ屋の話を思い出してください。帰りのフェリーの予約(購入)を済ませておきましょう。マカオのフェリーターミナルは日本人をターゲットにはしてないものの、中華系の人を相手にする客引きがたくさん居てました。少し物騒な気がします。これは週末なら本当にダフ屋にチケットを買い占められてフェリーに乗れない可能性があると感じました。

この2F3Fはショップがあります。小さな百貨店のようなお店は「ニューヤオハン」です。他にもマカオで有名なお菓子屋さんなどあります。しかし、帰国時が早朝の場合、ショップがまだ開店してない時があります。

下の画像は、フェリーの購入する窓口です。本日のフェリーの便ではないので、窓口は「預售」です。思わず英語の苦手な筆者は「Reserve」で探しそうになりました。こんな時の予約は「Booking」です。場所はマカオフェリーターミナルロビー中央のエスカレーターで2Fです。


下の画像の窓口が予約のカウンターです。「預售」とありますね。英語でも「Advance Booking」とあります。


さて、ここでは、ターボジェットと提携してない会社は、エアポート直行便は乗れません。窓口の人に確認しました。基本的に日本発着はフルサービスキャリアです。なので、マカオから香港(小環)に行くフェリーのチケットを買います。この便は15分間隔で動いているので、小環から香港国際空港へ移動する時間を逆算して少し余裕のある時間設定で予約するのをオススメします。


購入ですが、ここでもキャッシュレスです。クレジットカードが使えます。ただし、決済通貨はマカオパカタに変わっています。座席の指定は、当日のフェリーに乗る直前に、シールを張って決められます。この名刺サイズのチケットを買えれば、帰りまで安心できます。

さて、ここまでくればホテルでチェックインを済ませたい。多くの人は送迎バスがあるホテルを予約してると思います。筆者が訪れた時は、マカオグランプリや再開発のため、フェリーターミナル前の道は埃っぽく息をするのも大変でマスクが必要です。地図やガイドブックに頼らず、各ホテルの案内所やホテルの係りの人がいます。ターミナル内や出口付近でホテルの制服を着た人に予約表を見せて、送迎バス乗り場まで案内してもらいましょう。その時は荷物も運んでくれます。チップは要らないようですが、チップ渡しておくとイイことがありますよ。目安はUS$1から香港$10ぐらい。

次号

No.4「マカオの物価」

(2021.07.06改編)